秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」
※こちらのイベントは終了しております。
馬の博物館では、2020年9月5日(土)から11月15日(日)まで、秋季企画展「和の匠 浮世絵に生きる馬の風景」を開催します。
浮世絵の中でもとりわけ街道版画には、馬(一部牛)がたびたび登場します。これは、江戸時代に東海道や中山道といった街道が整備され、やがて庶民の間で旅への関心が高まり、多くの人々が街道を行き交うことによって、馬が旅人や荷物などを運ぶ重要な担い手になったことが理由です。
現在、世界中から親しまれる浮世絵師・葛?飾北斎や歌川広重、歌川国芳らは、当時の美しい景観の名所や賑やかな宿場町などとともに、主役あるいは脇役として、交通に欠かせない馬を街道版画に描きました。
そして、江戸から明治時代に移行する頃、三代歌川広重や小林清親らは、欧米から様々な文物や習慣とともに日本に伝わった馬車や馬車鉄道など新しい輸送形態としての馬を浮世絵に描き、時代の移り変わりを表現しました。
同展では、馬の博物館が40年以上に亘り収集した、馬を描いた浮世絵の風景画が一堂に会します。鮮やかな色彩で摺られた馬を見比べながら、浮世絵の様々な表情を楽しむことができます。
併せて、江戸時代以来の手法で制作した道具や材料を用いて、日本独自の多色摺り版画「江戸木版画」の技術を今日まで継承されてきた、(株)高橋工房の協力のもと、写真・イラストを通して木版画について解説します。
Information-イベント情報-
開催日 | 2020年9月5日(土)~11月15日(日) ※前期:9月5日(土)~10月11日(日)、後期:10月15日(木)~11月15日(日) ※前期、後期ですべての浮世絵の展示替えを行います 【休館日】月・火(9月21日、22日、11月3日は開館)、9月23日(水)、24日(木)、10月14日(水)、11月4日(水) |
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詳細 | 【展示構成】 ①江戸時代の名所絵・街道版画と馬(葛?飾北斎・初代歌川広重・歌川国芳・渓斎英泉等) ②明治時代の開化絵・名所絵と馬(三代歌川広重・小林清親等) ③旅道具と馬装具 ④和の匠 木版画 【主な展示資料】※資料はすべて馬の博物館蔵 ・名所絵・街道版画 96点(展示替えあり) ・旅装具と馬装具 ・荷車模型・鉄道馬車模型 ※今後の新型コロナウイルス感染状況により、内容が変更になる場合があります。 |
時間 | 11:00~16:00(入館は15:30まで) |
場所 | 馬の博物館Google map |
エリア | 本牧・根岸・磯子 |
料金 | 入館料:大人100円、小・中・高校生30円 ※障がい者手帳をお持ちの方は無料 ※毎週土曜日は小・中・高校生無料 |
お問合せ | 公益財団法人馬事文化財団 |
電話番号 | 045-662-7581 |
URL |
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。 |
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