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新・今日の作家展2021 日常の輪郭

※こちらのイベントは終了しております。

新・今日の作家展2021 日常の輪郭

横浜市民ギャラリーでは、2021年9月18日(土)から10月10日(日)まで「新・今日の作家展2021 日常の輪郭」を開催します。

今年の「新・今日の作家展」では、〈日常〉をキーワードに、写真家の田代一倫氏と映像を主なメディアとして制作する美術家の百瀬文氏の、新作および旧作を展示します。

同展において、田代一倫氏は、2011年春から2013年春までの間、東日本大震災の被災地域を中心に写した《はまゆりの頃に》、韓国領で日本との国境付近にある島・鬱陵島に生活する人々を撮った《ウルルンド》、そして横浜で撮影した新作による、3つのシリーズ約100点により展示を構成します。

百瀬文氏は、これまでに制作された身体性について思考する作品と、コロナ禍で感じる抑圧や、人間と権力の関係に着目した新作《Flos Pavonis》を含む映像インスタレーションを生成します。

同展は、出来事の複層性や自己と他者との関係性のゆらぎをあらわす作品を通じて、なにげなく過ごしていた時間を思い起こしたり、見慣れた環境や物事を再認識したりすることにより、私たちの日常の曖昧な輪郭をとらえながら“今日”に向き合うきっかけをつくります。

Information-イベント情報-

開催日 2021年9月18日(土)〜10月10日(日)
※休館日:9月20日(月・祝)
詳細 ◆関連イベント
①対談 「身体の管理/抑圧と欲望の関係について」
百瀬文×清水知子(文化理論家/筑波大学准教授) 〔日時〕9月25日(土)14:00~15:30
〔場所〕横浜市民ギャラリー4階アトリエ

②対談 「肖像写真とスナップショット」
田代一倫×倉石信乃(写真批評家/明治大学教授) 〔日時〕10月2日(土) 13:30~15:00
〔場所〕横浜市民ギャラリー4階アトリエ

※事前申込制、参加無料
※開催情報と参加方法の詳細は下記「イベントホームページへ」にてご確認ください。

◆作家プロフィール
①田代一倫 TASHIRO Kazutomo
1980 年福岡県生まれ。九州産業大学卒業。2006 年、写真家たちが運営するアジア フォトグラファーズギャラリーの設立、運営に参加。2009 年、photographers′ gallery の運営に参加。主な個展に「2011-2020 三陸、福島/東京」(2021 年、ふげん社/東京)、「2011-2020 三陸、福島/東京/新潟」(2020 年、砂丘館/新潟)、「ウルルンド」(2017 年、photographers′ gallery/東京)など。主なグループ展に「近くへの遠回り」(2018 年、ウィフ レッド・ラム現代芸術センター/キューバ)、「東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13」(2017 年、東京都写真美術館)、「歴史する! Doing history!」(2016 年、福岡市美術館)など。写真集に『はまゆりの頃に 三陸、福島 2011~2013 年』(2013 年、里山社)、『ウルルンド』(2017 年、KULA)。

②百瀬文 MOMOSE Aya
1988 年東京都生まれ。2013 年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。主な個展に 「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」(2020 年、EFAG East Factory Art Gallery/東京)、「サンプルボイス」(2014 年、横浜美術館アートギャラリー1)など。主なグループ展に「彼女たちは歌う」(2020 年、東京藝術大学 美術館陳列館)、「六本木クロッシング 2016 展:僕の身体、あなたの声」(2016 年、森美術館/東京)、「アーティスト・フ ァイル 2015 隣の部屋——日本と韓国の作家たち」(2015-2016 年、国立新美術館/東京、韓国国立現代美術館) など。2016 年度アジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けニューヨークに滞在。
時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)
場所 横浜市民ギャラリー 展示室 1、B1Google map
エリア 桜木町・野毛
料金 入場無料
お問合せ 横浜市民ギャラリー
電話番号 045-315-2828
URL
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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