2020年12月24日 掲載
2020年7月23日から運行を開始した話題の連節バス「ベイサイドブルー(BAYSIDE BLUE)」。
横浜駅から山下ふ頭まで「みなとみらい」「赤レンガ倉庫」「山下エリア」「元町」「中華街」など、人気の観光スポットが集中するベイエリアを横断する新しいルートで運行しています。
今回はプライベートでも横浜の街歩きが大好きという第18代 横浜観光親善大使の稲垣 薫(いながき かおる)さんと首藤 櫻(しゅどう さくら)さんが、ベイサイドブルーに乗ってオススメの横浜観光コースを紹介します。
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稲垣 薫さん人生のモットーは「繋がりを大切に」
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首藤 櫻さん座右の銘は「一期一会」
横浜駅前(東口バスターミナル)
まずはベイサイドブルーの出発地点、横浜駅東口のバスターミナルからスタート。
バスに乗る前に購入しておきたいのが横浜駅からベイエリアまでのバスや横浜市営地下鉄(ブルーライン)が乗り降り自由になるだけでなく、観光施設入館料の割引やプレゼントなど、いろいろな特典サービスもついている「みなとぶらりチケット」。
地下鉄の駅や桜木町駅と新横浜駅の観光案内所などで購入することもできますが、2020年7月22日からルート検索機能と予約決済機能を備えたスマートフォンアプリ「my route」でも購入可能です。
二人が乗った横浜市営バスの新しいフラッグシップ車両「ベイサイドブルー(BAYSIDE BLUE)」は横浜市営バス初の連節バスで、全長約18メートル、定員はなんと113名。
マットメタリックブルーの美しい車体が電車のように連節されているので、後ろの車両に乗るとカーブを曲がる時に連節部が大きく曲がり先頭の車両が見えるもの魅力の一つです。
横浜駅東口からハンマーヘッド、大さん橋、山下公園など、人気の観光スポットへバス停が設置されているので、観光客に人気の路線になっています。
ベイサイドブルーは連節車両で長さが18mもあるため運転がとても難しく、乗務員は100時間以上の特別な訓練を受けています。
さらに「接客技術に優れている」など、様々な基準をクリアした横浜市営バスの乗務員1,100名中22名の選ばれた乗務員がベイサイドブルーを運転しています。
お客様を気持ちよくお迎えするために、運転前には乗務員自らベイサイドブルーをピカピカに掃除してから出発しているそうです。
横浜駅前カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口
横浜駅東口バスターミナルの4番のりばからベイサイドブルーに乗り込むこと約20分、「カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口」バス停で下車し、二人が向かったのは、横浜ハンマーヘッド内にある「ありあけ ハーバースタジオ横浜ハンマーヘッド店」。
横浜のムード銘菓として人気の「ハーバー」の製造工程を見られる他、店内に設置されたmyハーバーマシンで撮影した自分の画像を入れた特別パッケージの「myハーバー(税込1,000円)」を作ることができます。
今日の旅の記念に二人の写真が入った世界に一つだけの「myハーバー」を作りました。
バスの出発まで少し時間があったので、新たな展望スポットとして2020年8月28日にオープンしたハンマーヘッドパークを散策。
横浜港を一望できるハンマーヘッドデッキの上で焼きたてハーバーをパクリ。
横浜ハンマーヘッド
客船ターミナル施設を中心に、“食”をテーマとした体験・体感型の商業施設とラグジュアリーホテルからなる日本初の複合施設です。
最寄りバス停 |
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ありあけ ハーバースタジオ横浜ハンマーヘッド店
最寄りバス停 |
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電話番号 | 045-228-8234 |
営業時間 | 11:00~20:00 ※ただし横浜ハンマーヘット営業時間に準ずる。 |
みなとぶらりチケット
特典サービス
ありあけ ハーバースタジオ横浜ハンマーヘッド店で税抜き1,000円以上お買い上げのお客様に、焼きたてハーバーダブルマロン1個プレゼント!
ハンマーヘッド中華街(朝陽門)
ハンマーヘッドから横浜の観光スポット周遊バスとしてお馴染みの「あかいくつ」に乗り替え、ランチを食べに横浜中華街へ。
世界最大級のチャイナタウン「横浜中華街」は、中国料理店が200店舗以上集まり、観光客の食欲を満たしてくれます。
美味しそうな店ばかりで目移りしてしまいますが、二人が選んだのは、中華街大通り沿いで店先に美味しそうな叉焼などの焼き物が並ぶ「中華菜館 同發本館」。
焼き物・乾物の店として明治に創業し、今では横浜中華街を代表する広東料理店の人気店です。
注文したのは秘伝のタレをつけて専用の窯でじっくり焼いたチャーシューと何度もひっくり返した焼いた皮付き豚バラ肉がセットになった「叉焼拼焼肉<チャーシュー&皮付き豚バラ肉の焼物>(2,310円)」、海老やたけのこなど6種の具を豚の網脂で巻いた具沢山の「網油酥炸巻<五目入り巻揚げ> -Sサイズ>(1,600円)」、鶏肉等や香味野菜から取った中華スープにネギと細切りチャーシューが乗った「葱油香麺<ねぎそば>(890円)」の3品。
焼き物は香ばしくジューシー、五目入り巻揚げは食べ応え満点、ネギそばはやさしい味で大満足のランチでした。
中華菜館 同發本館
最寄りバス停 |
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営業時間 | 平日:11:00~20:00(L.O.19:00)/土・日:11:00~21:00(L.O.20:00) |
定休日 | 無休 |
※営業時間及び定休日は、状況により変更することがございます。
※本館で食事をされたお客様全員に新館イートイン・売店で使える5%割引券がもらえます。
みなとぶらりチケット
特典サービス
飲食代金:10%割引(現金払)、5%割引(カード払)
※ランチ・サービスメニューを除く。
食後に中華街をぶらり散策すると、善隣門からJR石川町駅に向かう通りで中国茶の専門店を発見。
金色の茶缶がずらりと並んだここ「天仁茗茶」は、台湾や中国から輸入した約50種の中国茶を100グラムから量り売りしてくれるお店です。
すっきりした味わいでお店の一番人気という台湾の「凍頂烏龍茶」や、紅茶に近い味わいで女性に人気のある「東方美人」など、種類が多くて目移りしてしまいますが、お茶の文化に詳しい社長さんが種類や選び方など丁寧に説明してくれる上に、お店が忙しくない時は試飲もさせてもらえるので、中国茶の初心者でも自分好みのお茶を見つけることができるでしょう。
二人も自分へのお土産で、ほうじ茶に似た芳ばしさのある「鉄観音(50g:1080円)」と、キンモクセイの花をブレンドした「桂花烏龍茶(50g:1080円)を買いました。
天仁茗茶(てんじんめいちゃ)
最寄りバス停 |
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電話番号 | 045-641-0818 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
中華街(朝陽門)港の見える丘公園前
ローズホテル横浜の前のバス停「中華街(朝陽門)」から再び「あかいくつ」に乗って「港の見える丘公園前」へ。
かつて外国人居留地であった横浜山手には大正から昭和初期にかけて建てられたレトロな洋館が今でもあちらこちらに点在しているので、異国情緒を味わいなら散策することができます。
そんなレトロな洋館の中の一つ、昭和2(1927)年に日本人建築家朝香吉蔵氏が設計した英国式の洋館でカフェを営業しているのが「えの木てい」です。
洋館めぐりを楽しんだ後、この「えの木てい」でちょっと休憩することにしました。
二人が注文したのはオープン以来のレシピをそのまま受け継ぐ「レアチーズケーキのケーキセット(1,221円)」と、平日限定メニューの「復刻版ローズガーデンセット(1,950円)」です。
レアチーズケーキは濃厚なチーズの風味と甘酸っぱいベリーのソースがぴったり。
復刻版ローズガーデンセットは、アフタヌーティースタアンドにサンドイッチ・スコーン・バラのケーキ・パンナコッタなどが乗っていて、どれも上品な味わい。
※復刻版ローズガーデンセットに入るスイーツは日によって内容が変わります。
レトロな洋館で極上のティータイムを楽しみました。
また2階には、「名物のチェリーサンド」をはじめ可愛いお菓子がたくさん並ぶスイーツショップもありますので、えの木ていの味をテイクアウトで楽しむこともできます。
みなとぶらりチケット
特典サービス
飲食された方のみ焼き菓子プレゼント!
※焼き菓子の種類は日によって変わります。
港の見える丘公園前赤レンガ倉庫前
帰る前に今日の旅の記念に何かお買物をしたいと思った二人は「港の見える丘公園前」から「あかいくつ」に乗って「赤レンガ倉庫前」へ。
多くのショップが入っている横浜赤レンガ倉庫の中ですが、二人が訪れたのは横浜赤レンガ倉庫1号館の中にある「横濱硝子(Yokohama Glass)」です。
横浜初の吹きガラスの工房としてスタートした横濱硝子は、横浜の空と海をイメージした横濱ブルーを使った横濱カラーシリーズの他、ガラス作家作品・オリジナルアクセサリーを販売しています。
作品の美しさに見ているだけも満足してしまいそうですが、二人が旅の思い出に選んだのは、横濱カラーシリーズの「一輪挿しの花瓶(3,500円+税)」と、「タンブラーペア(5,400円+税)」でした。
横濱硝子(Yokohama Glass)
最寄りバス停 |
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電話番号 | 045-226-1522 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
赤レンガ倉庫前横浜駅改札口前
帰りは「赤レンガ倉庫前」からベイサイドブルーに乗って横浜駅へ直行。
「赤レンガ倉庫前」発のベイサイドブルーの最終は平日19:04、土休日19:34なので、乗り遅れのないように気を付けてくださいね。
旅のふりかえり
参考までに今回のコースでは、通常の料金とみなとぶらりチケットを利用した金額を比べると、バス運賃だけで600円もおトクでした。
バス運賃220円×5回=1,100円
みなとぶらりチケット=500円
皆さんもぜひ、「みなとぶらりチケット」で各種特典を使いこなして、旅を楽しんでください♪
今回のルート
- ベイサイドブルー
- 横浜駅前(東口バスターミナル)
約21分
- ベイサイドブルー
- カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口
- あかいくつ
- ハンマーヘッド
平日:約10分/土休日:約17分
- あかいくつ
- 中華街(朝陽門)
約9分
- あかいくつ
- 港の見える丘公園前
平日:約19分/土休日:約20分
- あかいくつ
- 赤レンガ倉庫前
- ベイサイドブルー
- 赤レンガ倉庫前
約23分
- ベイサイドブルー
- 横浜駅改札口前
ベイサイドブルー
(BAYSIDE BLUE)
横浜駅からバスで1本!みなとみらいや山下エリア、中華街や赤レンガなど有名スポットにアクセス!!
横浜の海を感じながら、横浜の有名スポットを巡ろう!
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