マースダム初入港歓迎セレモニー

川内 美月(第17代横浜観光親善大使)2019年09月06日

東京オリンピックまであと一年となり、国内の盛り上がりが増してきましたね^^
横浜では野球・ソフトボール、サッカーの大会が開催されますが、加えて五輪期間限定でおよそ1,000室の客室が用意されるホテルシップが山下ふ頭に登場することも注目です!

今年のゴールデンウィークに4隻の大型クルーズ船が同時着岸し話題になりましたが、2019年は横浜にとって過去最多の客船を迎えることになり、豪華な客船を大さん橋やふ頭で頻繁に見かけます^^

私たち横浜観光親善大使の大切なお役目の1つに、横浜港に初入港するクルーズ客船の歓迎があります。

私は7月31日に、横浜港に初入港する客船としては今年最後となった「マースダム」のお迎えを致しました。
「マースダム」はオランダ生まれの高級感あふれるミドルサイズ(5万トン)クラスの豪華クルーズ船です。
「初入港歓迎セレモニー」では 歓迎の意を込めてArno Jutten キャプテンに横浜の名所がデザインされた法被と記念の盾を、そしてキャプテン、ホテルディレクター、F&Bディレクターにお花を差し上げました。

クラシック調で重厚感がある船内では、まるで美術館のように骨董品や絵画をあらゆるところで楽しめます。広々としたアトリウムでは、海の中を漂う空気の泡のようなキラキラとしたブルーのモニュメントが迎えてくれたり、幻想的にライトアップされたシアターは観客とミュージシャン、アクター全員で一体となれるようにデザインされていたりと、少しの時間滞在しただけでもワクワクしてしまうような空間でした^^

また、開閉可能な屋根が付いている屋上では、プールの他に温かいジャグジーあったり、別の屋上ではバスケットやピックルボール(という年齢問わず狭い場所で楽しめるテニスに似たスポーツ)ができるコートがあったりとリフレッシュ施設も充実していました。

クルーズ客船はミドルサイズクラスがゴージャスだそうで、船内見学に同行していた関係者の方々も「今まで色々な客船を見せてもらったけれど、こちらのマースダムは本当に素晴らしい」と感動していました。船内を案内してくださった女性は、マースダムのあらゆる素敵な場所に見せてくださいました。「いつも私はここの会場でDJをやったりしているの」と軽快なダンスを見せてくれたり、マースダムの雑学(「エレベーターのマットでお客様に何曜日か知らせるのよ」と毎日変えるという曜日が書かれたマットのお話など)も教えてくれたり、チャーミングな笑顔がとても印象的でした^^

最後にキャプテンをはじめとする皆さんのお心遣いで、ありがたいことに「マースダム」の模型をいただきました。お仕事で伺った「マースダム」でしたが、ひと旅したように思うほど大切な思い出となりました。

横浜は今後、最大7隻の客船の同時着岸を予定しています。港が開いてから160年が経ちましたが、これからもずっと横浜の港にたくさんの笑顔が集まってきてほしいものです^^

「マースダム(maasdam)」
乗客定員:1,258名
総トン数:55,575トン
全長:219.21m
全幅:30.80m
就航:1993年12月

☆マースダムの船全体と船内で出会ったたくさんの素敵なものを描きました^^