横浜のスポーツチーム特集
ラグビーは、楕円形のボールを相手の陣地の得点エリアまで運ぶことで得点となるスポーツです。ボールを前方に投げると反則になることが特徴で、競技人数が違う15人制と7人制の競技があります。
激しいコンタクトがある競技ではあるものの、対戦相手を重んじる精神が強いスポーツであることから“紳士のスポーツ”とも言われています。試合が終わることを「No Side」と言い、これは試合が終了すれば敵と味方の区別はなく、「お互いの健闘を讃えよう!」というメッセージが込められているのです。
その歴史は古く、1823年にイギリスのラグビー校でウェブ・エリス少年がフットボールの試合中にボールを手に持って走ったことが起源と言われ、日本では大学スポーツとして親しまれています。また、2019年にはワールドカップが日本で開催されています。横浜では決勝戦が行われたこともあり、大きな盛り上がりをみせました。
ここに注目! スポーツが楽しくなる
観戦ガイド
POINT1
ラグビーの基本ルールは「ボールを前に投げてはいけない」こと。パワープレーを得意とするフォワード、スピードプレーを得意とするバックスなど、様々な個性を持ったプレイヤーが勝利を目指します。
POINT2
なんと言っても見逃せないのがタックルです。実際に観戦してタックルを見ると、鍛え上げた選手たちの体がぶつかり合う音が聞こえるほど。
POINT3
かつては世界の舞台とは大きな差があった日本のラグビーも、近年ではワールドカップで歴史的な勝利を収めるなど、実力は急上昇。国内でも世界レベルのプレーを楽しむことができます。
POINT4
15人制ラグビーがよく知られていますが、7人制(セブンズ)も夏季五輪に採用されるなど、近年、注目を集めています。試合時間は短く14分以内(7分ハーフ)ですが、人数が少ない分スペースが広くなるので、多くのトライを見ることができます。
※チーム・選手・ユニフォーム・背番号は2023年3月現在の情報です。
1980年にキヤノンラグビー部として創設された歴史あるチームで、ジャパンラグビーリーグワンに所属しています。ホストエリアは日本ラグビー発祥の地であり、大成功をおさめたラグビーワールドカップ日本大会の決勝の地である横浜市と、プレーオフトーナメントの試合を開催した唯一の地方都市である大分県の2カ所です。
拠点となっているスタジアムは、日産スタジアムとニッパツ三ツ沢球技場。「Exciting & QualityRugby」をチームのスローガンに掲げ、質の高い、攻撃的でエキサイティングなラグビーでサポーターを魅了し、勝利にこだわり続けることを目標としています。
マスコットは“わし星雲のプリンセス”カノンちゃん。「横浜キヤノンイーグルス」と「応援」が大好きな女の子です。
2011年8月8日に横浜市戸塚区で「TKM7(戸塚共立メディカルセブンズラグビークラブ)」として誕生した、女子7人制ラグビーチーム。2014年に現名称の「YOKOHAMA TKM」に変更しました。横浜FC・LEOCトレーニングセンターをメイングラウンドとしており、愛すべき「戸塚区の花」を意味すると同時に、ラグビー日本代表の象徴でもある桜をエンブレムに織り込んでいます。
選手・スタッフの多くは、横浜未来ヘルスケアシステムが運営する各施設に勤務。整った職場環境、練習環境、高度な医療技術に支えられた支援体制の中で、安心して活動できるチームを目指しています。