新横浜ラーメン博物館に明治43年創業の浅草「來々軒」が2020年10月14日(水)に復活オープン!

2020年09月24日更新

新横浜ラーメン博物館に明治43年創業の浅草「來々軒」が2020年10月14日(水)に復活オープン!

新横浜ラーメン博物館では、2020年10月14日(水)に日本で初めてラーメンを広めた明治43年創業の浅草「來々軒(らいらいけん)」を復活オープンします。

日本の食文化としてのラーメンを後世に伝えていきたいという想いから、施設名を"新横浜ラーメン博物館"とし、館内に博物館機能を持たせ、1994年の開館から今日まで、ラーメンの歴史の調査・発表を続けてきた「新横浜ラーメン博物館」。

浅草「來々軒」(明治43年創業、昭和51年閉店)は、日本で初めてラーメンを広めた原点であり、ラーメン史を語る上で欠かせないお店です。同館では、これまで來々軒の三代目 故・尾崎一郎氏の取材をはじめ、30年間に渡る調査を実施。

この度、当時使われていた小麦粉や調理方法などを解明し、発表だけでなく、來々軒のラーメンを味わえる企画として、來々軒の創業者・尾崎貫一氏の孫である高橋邦夫氏(87)、玄孫である高橋雄作氏(32)の協力も得て、2020年秋に新横浜ラーメン博物館に復活します。

また、1階展示ギャラリーでは「淺草 來々軒 特設展示」と題して、これまでの調査をもとに、來々軒がブームを起こした経緯と背景、そして今回の復活プロジェクトストーリーを、展示・映像にて発表します。

◆浅草「來々軒」 新横浜ラーメン博物館
【オープン日】2020年10月14日(水)
【場 所】新横浜ラーメン博物館 館内(横浜市港北区新横浜2-14-21)
【メニュー】
 ・らうめん 930円
 ・らうめん(青竹打ち) 1,100円 ※1日100食限定
 ・ワンタンメン 1,130円
 ・シウマイ(1個) 150円
【注目ポイント】
 ①明治43年創業当時の遺伝子を持つ小麦粉で再現する麺
 ②手間暇かけた昔ながらの製法で再現する「焼豚」と「メンマ」
 ③証言と史実に加え、当時の食事情を加味したスープ
 ④110年の歳月を経て復刻された丼

◆来々軒とは
來々軒の創業者・尾崎貫一氏は明治43年に横浜の南京町から中国人コック12人を引き連れて浅草の新畑町3番地に來々軒をオープン。正月などの繁忙期は1日2,500人~3,000人が来客した人気店。來々軒がオープンした当時、ラーメン店という業態は存在せず、來々軒が「支那そば」、「ワンタン」、「シウマイ」という大衆的なメニューを安価に販売するという新たな業態を繁盛させ、広めたことがラーメン店の誕生背景となりました。

★來々軒の沿革
明治43年(1910年) 浅草新畑町にオープン
昭和19年(1944年) 第二次世界大戦により一時閉店
昭和29年(1954年) 八重洲に「來々軒」を再開
昭和40年(1965年) 立ち退きにより、内神田に移転
昭和51年(1976年) 後継ぎがなく閉店

2020年秋に新横浜ラーメン博物館に復活オープンする「來々軒」の続報は乞うご期待!

<お問合せ>新横浜ラーメン博物館 TEL:045-471-0503

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