そごう横浜 「一四代 平戸悦山 白磁展」
※こちらのイベントは終了しております。
そごう横浜では、2024年9月3日(火)から9月9日(月)まで 「一四代 平戸悦山 白磁展」を開催します。
「三川内(みかわち)焼」は、有田焼、波佐見焼と同様、およそ400年の歴史を持つ長崎県佐世保市の窯場です。江戸時代の初め、この地にて純白の白磁作りを成功させた、三代目今村弥治兵衛如猿(じょえん)を祖とし、平戸藩御用窯として代々献上陶磁器を作ってきた「平戸窯悦山」の一四代窯主、今村均氏。
同展では、今村均氏の代表作、白磁細工「虫かご」、「白龍」、「蓮」など、一品物を中心に、香炉、茶道具、急須他、食器類まで、いずれも一四代平戸悦山ならではの特色ある繊細優美な代表作品約30点を展覧・販売します。一四代平戸悦山今村均氏は、自ら図案、轆轤、細工、焼き上げまで、全ての工程を分離せず、一貫制作を行い、先人たちを超える卓越した「捻(ひね)り細工技術」を確立し、捻り細工技術の最盛期、明治時代にもなかった、新たな造形美を生み出しました。2021年には、長崎県指定無形文化財「三川内焼細工技術」保持者に指定されています。
その透き通るような薄手の白磁の高貴な美しさは、凜とした中に人の手が作った独特の温かみがあります。先人たちを超える超絶技巧が生み出す、その繊細優美な造形美の美しさを真近で鑑賞できます。また会場には一五代平戸悦山嗣今村ひとみ氏の代表的な作品も並びます。
Information-イベント情報-
開催日 | 2024年9月3日(火)~9月9日(月) |
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詳細 | ◆会期中は、一五代平戸悦山嗣今村ひとみ氏(一四代の次女)が、会場に常駐し、来場者に作品の説明をします。 ◆9月7日(土)、9月8日(日)は、一四代平戸悦山今村均先生が来場します。 【一四代 平戸悦山 今村均 陶歴】 長崎県指定無形文化財「三川内焼細工技術」保持者、佐世保市指定無形文化財保持者。 1942年 長崎県東彼杵郡折尾瀬村(現・佐世保市三川内町)生まれ 1961年 陶技術向上のため 上野(あがの)焼 陶芸家 高鶴夏山に師事、一二代悦山・今村鹿男の指導を受ける 1993年 『菊摘手桶水指』 長崎県立美術博物館 収蔵 2006年 『Lotus』リチャードジノリ陶磁器美術館 収蔵 /イタリア・フィレンツェ 2010年 「14°Hirado Etuzan」サンロッコ教会にて個展/イタリア・ピエモンテ州 ゲンメ 2013-2019年 「一四代平戸悦山 展」アートギャラリー /ホテル椿山荘東京 2013-2016年 『白龍』『虫かご』The Dolder Grand Hotel常設展示/ スイス・チューリッヒ 2014,2017年 「Kakufusa Porcelain 」作品展 Boutique&Showroom/クルーズ客船 M/V The World 2014年 『捻り細工技術』長崎県佐世保市指定無形文化財 指定 2017年 「一四代平戸悦山 KAKUFUSA展」藤田美術館(大阪) 2017年 そごう・西武「高輪会」出品/グランドプリンスホテル高輪 2019年 天皇陛下御即位を祝し、長崎県から白磁細工『菊花虫かご』御献上 2021年 『三川内焼 細工技術』長崎県指定無形文化財 保持者認定 2022年 「平戸悦山をつぐもの-今村均白磁展」野村美術館(京都) 2018-2023年 そごう・西武各店 美術画廊にて個展 2024年 「今村均 白磁展」壺中居(東京・日本橋) |
時間 | 10:00~20:00 ※最終日は16:00まで |
場所 | そごう横浜 6階 美術画廊Google map |
エリア | 横浜駅周辺 |
お問合せ | そごう横浜店 6階 美術画廊 |
電話番号 | 045-465-5506 (直通) |
URL |
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。 |
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