山下ふ頭で新たなアートを体験!「Art Squiggle Yokohama 2024」9/1(日)まで開催

横浜・山下ふ頭4号上屋

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山下ふ頭で新たなアートを体験!「Art Squiggle Yokohama 2024」9/1(日)まで開催
山下ふ頭で新たなアートを体験!「Art Squiggle Yokohama 2024」9/1(日)まで開催

アートスクイグル実行委員会は、山下ふ頭にて、2024年7月19日(金)から9月1日(日)までアートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」を開催しています。「Art Squiggle Yokohama2024」は、”Squiggle(スクイグル)=やわらかな試行錯誤”を繰り返し作品を生み出す若手アーティストを中心に、人の生き方をアート作品・空間を通じて楽しむことができる新しい現代アートフェスティバルです。

実際に行ってきましたので、レポートします。

◆山下ふ頭に突如現れるアート空間「Art Squiggle Yokohama2024」

Art Squiggle Yokohama2024 チケット売り場
Art Squiggle Yokohama2024 チケット売り場

かつてガンダムファクトリーがあった山下ふ頭の突端、横浜・山下ふ頭4号上屋を舞台に開催される「Art Squiggle Yokohama2024」。

Art Squiggle Yokohama2024 屋外会場
Art Squiggle Yokohama2024 屋外会場

会場は、山下ふ頭4号上屋の倉庫とその前の屋外エリア。屋外エリアでは週末に音楽イベント「Sound Squiggle(サウンド・スクイグル)」が開催されたり、鑑賞の合間の休憩、みなとみらいの風景をゆったりと眺めるにもぴったりなスペースも設置されています。

Art Squiggle Yokohama2024 会場入り口
Art Squiggle Yokohama2024 会場入り口

では、オレンジのカーテンをくぐって新たなアートの体験に行ってみましょう。

◆「参加」できるアートフェスティバル

同アートフェスティバルのコンセプト、

“「まがりくねった/不規則な/曲線」の意味を持つ「Squiggle(スクイグル)」という⾔葉は、直線的でなく予測不能な動きや形状を表すことから、アーティストが創作活動中に経験する迷いや試⾏錯誤のプロセスを象徴している。アートを形にすることは、⼀直線に進まない道のりであり、このことは私たちの⽇々の試みでもある、迷ったり、立ち止まったり、失敗することにも当てはまる。“

の通り、ここではアーティストが作品を生み出すまでの過程や思考を覗き、訪れた人自身もアートフェスティバルに「参加」することができます。

アーティスト 宇留野圭氏の作品
アーティスト 宇留野圭氏の作品

例えばこちらの作品、Room#と書かれた作品。映画の舞台のセットをリメイクした木製の箱(部屋)が複雑に絡まって大きな一つのオブジェができあがっています。それぞれの箱は、ナットによって1つにつながれ、パイプオルガンの原理で空間には絶えず音が鳴っています。空気の流れを表現した作品となっており、目で見て、音で聞いて体感できるアートです。

アーティストについて知ることができるアーティストテーブル
アーティストについて知ることができるアーティストテーブル

各展示作品の近くには、アーティストの方のプロフィールだけでなく、興味を持っていること、作品作りに関係する書籍やデザイン画を置いたアーティストテーブルが設置され、それぞれのアーティストの作品完成までの過程の試行錯誤を垣間見ることができます。アーティストのプロフィールや作品がまとめられたアーティストノートも配下され、アーティストノートは自由に持ち帰ることができます。

アーティストテーブルに置かれた作品制作過程
アーティストテーブルに置かれた作品制作過程

普段アートにあまり触れられない方も、アーティストの思考やこれまでの歩みに触れることで、自分自身の日々の生活と重なる部分がでてくるのではないでしょうか。

アーティスト光岡幸一氏の作品
アーティスト光岡幸一氏の作品

またアーティスト光岡幸一氏の作品は、一見シンプルな黒い布に見えますが、屋外で広げて、あるものが落ちてくるのを待っているそう。
こちらの作品は、会期中に変化し、会期の最後に完成する作品とのこと。どんな作品が完成するのか、変化する姿を定期的に観察するのも面白いかもしれません。

アーティスト中島佑太氏の作品
アーティスト中島佑太氏の作品

また、アーティストの中島佑太氏の作品は、ゲストが誰でも参加できるワークショップ型で作品をつくりあげていきます。

ここに砂場を作っていきます
ここに砂場を作っていきます

みんなで大きな岩石を削り、砂場をつくっての砂のトンネルを作るというもの。ぜひ実際に参加して、アート作品を一緒に作りあげるという体験をしてみてはいかがでしょうか。

アーティスト小林健太氏の作品
アーティスト小林健太氏の作品
アーティスト河野未彩氏の作品
アーティスト河野未彩氏の作品

アーティスト川谷光平氏の作品
アーティスト川谷光平氏の作品

その他、会場には様々作品が並びます。順路は定められておらず、自分の足の向くままに気になる作品を覗きにいくことができます。また会場には各所にテーブルやイスが配置されており、作品について考えたり、休憩したりしながら、会場を周ることができます。

テーブルやイスが配置された会場
テーブルやイスが配置された会場

そして、作品を見ながら集めたアーティストノートはファイリングして持ち帰ることができます。好きな作品や気になるアーティストさんを集めた自分だけのアーティストノートを作ってみてはいかがでしょうか。

アーティストノートを自由にファイリング
アーティストノートを自由にファイリング
オリジナルのアーティストノートが完成
オリジナルのアーティストノートが完成

◆横浜の景色と心地よい音楽を楽しむ「Sound Squiggle(サウンド・スクイグル)」

屋外では、大型テントが設置され、会期中の7月27日(土)、28日(日)、8月10日(土)、11日(日)に音楽イベント「Sound Squiggle(サウンド・スクイグル)」が開催されます。

Sound Squiggle会場
Sound Squiggle会場

みなとみらいの景色をバックに、注目アーティストの心地よい音楽を楽しむことができます。アート鑑賞の合間に、1人で一息つく場として、友人と交流する場として、ぜひ屋外のコンテンツもお楽しみください。
※出演アーティストやタイムスケジュールは公式サイトでご確認ください。

日が暮れると、落ち着いた照明やみなとみらいの夜景も相まって昼間からガラッと変わった雰囲気に。美しい夜景に心地よい海風、音楽とともに、お酒やドリンクを飲みながら、ゆっくりと過ごすのもおすすめです。

みなとみらいの夜景をバックに音楽を楽しむ
みなとみらいの夜景をバックに音楽を楽しむ
会場から見えるみなとみらいの夜景
会場から見えるみなとみらいの夜景

◆まとめ

アートを鑑賞するだけでなく、触れて体験できるアートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024」。

普段はなかなか訪れることのできない山下ふ頭で、この夏新たなアートや音楽に触れてみてはいかがでしょうか。

概要

「Art Squiggle Yokohama 2024」

〔開催期間〕2024年7月19日(金)~9月1日(日)

〔開催時間〕

平日・日・祝日11:00~20:00 (19:15 最終入場)

金・土 11:00~21:00 (20:15 最終入場)

〔料金〕

・前売り 2,200円

・当⽇ 2,400円

・⼤学⽣・⾼校⽣ 1,500円

・横浜市⺠割(前売り)2,000円、(当⽇)2,200円

※上記料金はすべて消費税込み

※中学⽣以下無料(入場時に受付にて学生証提示)

※障がい者⼿帳をお持ちの⽅と介護の⽅1名は無料

※前売り:来場日前日23:59までの購入が対象

※大学生、高校生:入場時に受付にて学生証提示

※横浜市⺠割:横浜市内在住の⽅(入場時に受付にて要証明)は⼀般料⾦より200円割引

URL

【横浜観光情報】山下ふ頭 アートの祭典「Art Squiggle Yokohama 2024」

【公式】Art Squiggle Yokohama 2024

うどんの国からやってきて、横浜に住み着いたアラサー女子。
推しは、横浜F・マリノス、趣味は、銭湯巡りとジムです。
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