横浜人形の家第一企画展「姉様人形と紙雛　てあそびの人形たち」

アート・芸術こども向けイベント屋内（雨天OK）

横浜人形の家では、2025年2月8日(土)から3月23日(日)まで、企画展「姉様人形と紙雛　てあそびの人形たち」を開催します。

今回のひな人形展では、姉様と紙雛を取り上げます。人形には手にもって遊ぶという要素があり、子どもたちの遊び相手となってきました。姉様人形はその好例といえます。また、祈りと玩具の要素を合わせ持つ存在として紙雛があげられます。

貴重な古い姉様人形と各地の復刻された姉様人形、そして紙雛の展示を通し、かつて人々の暮しの身近にあった人形たちが持つ魅力を紹介します。この機会に、ぜひ親子で出かけてみてはいかがでしょうか。

Information-イベント情報-

開催日	2025年2月8日(土)～3月23日(日) ※休館日：毎週月曜日、月曜が祝日の場合は開館し、翌平日が振替休館日)
詳細	【展示構成】※変更となる場合があります。 ◆姉様人形について：姉様人形の歴史、素材や形などの特徴、作り方などポイントを紹介します。 ◆郷土の姉様人形大集合（実物・再現）：中村浩訳氏所蔵（鈴木常雄氏旧蔵）の姉様人形や館所蔵の各地の姉様人形を地域ごとに展示します。過去の作品や文献を元に復元された全国の姉様人形（制作/髙森春恵氏）を展示します。 ◆大正・昭和のてあそび人形：昭和期に入ると姉様人形の人気には陰りが見える一方で、中原淳一らによって「手作り」の良さが紹介され、少女や婦人層を中心に新たな「人形」文化が育まれました。この時期の「人形」の例として文化人形やフランス人形などを展示します。 ◆現在も作り続けられる姉様人形：静岡市、鶴岡市、松本市では現在でも姉様人形がつくり続けられています。また、松江市でも姉様人形の制作を継承しようとしています。世代を超えて受け継がれる技と特徴を紹介します。 ◆紙雛と姉様人形：紙雛は紙製の一対の雛人形で、「ひとがた」という古い信仰に根ざした面影をもっています。また「ひいな」と呼ばれる人形遊びがあったことも、雛人形の源流にあげられます。信仰と遊び、これらは次第に変容し江戸時代に入ると現在の雛人形へと繋がっていきます。姉様人形もこうした紙雛やひな祭りと重なる要素を持っています。【関連イベント】 ◆ギャラリートーク予約不要の担当学芸員による展示解説です。各回同一の内容です。（所要時間約15分間）〔日程〕2025年2月9日(日)、2月16日(日)、3月2日(日) 〔時間〕各日①11：00～　②15：00～〔参加費〕参加無料　※当日企画展チケットが別途必要 ◆ワークショップ　髙森春恵氏「かしらあねさま」を作ろう姉様人形の頭（かしら）を作るワークショップです。昔ながらの方法で和紙を巻き縮めて日本髪を作ります。仕上げはお好きな髪飾りで、あなただけのあねさまを作ってみましょう。姉様人形を作る楽しさや難しさを体験しませんか。〔日程〕2025年3月2日(日) 〔時間〕①10：00～12：00　②13：30～15：30 〔場所〕横浜人形の家　3階イベントスぺース〔参加費〕1,000円　※当日企画展チケットが別途必要〔定員〕各回10名　※事前予約制〔講師〕髙森春恵氏（グラフィックデザイナー・造形作家）〔対象〕中学生以上〔申込〕先着事前申込制　※横浜人形の家HPにて2025年2月8日(土)10:00～先着受付開始 ◆トークイベント　中村浩訳氏「姉様人形を語る」登壇者として「日本郷土玩具の会」会長の中村浩訳氏を迎え、姉様人形の魅力と特徴について語るトークイベントです。〔日程〕2025年3月23日(日) 〔時間〕14:00～15:30 〔場所〕横浜人形の家　4階あかいくつ劇場〔参加費〕500円　※当日企画展チケットが別途必要〔定員〕60名　※事前予約制〔登壇者〕中村浩訳氏（「日本郷土玩具の会」会長）〔申込〕先着事前申込制　※横浜人形の家HPにて2025年2月22日(土)10:00～先着受付開始
時間	9:30～17:00（最終入館受付 16:30）
場所	横浜人形の家 3階企画展示室Google map
エリア	元町・山手・中華街・山下公園
料金	観覧料大人(高校生以上)1,000円/小中学生500円/未就学児は入館および観覧料無料 ※上記料金に入館料は含まれています。
お問合せ	横浜人形の家
電話番号	045-671-9361
URL	【公式】横浜人形の家第一企画展「姉様人形と紙雛　てあそびの人形たち」 ※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。