横浜中華街映画祭がオンラインで開催中! 湘南乃風のHAN-KUN書き下ろしの応援ソングも公開!
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横浜中華街発展会協同組合が、2021年3月26日(金)から「横浜中華街映画祭」をオンラインで開催しています。
"いつの時代も人をワクワクさせる場であり、人々に愛される街でありつづけたい"という想いに賛同した5名のクリエイター(加藤秀仁 監督、京極ヒロキ 監督、宮尾昇陽 監督、ホンマカズキ 監督、横田光亮監督)がそれぞれ、横浜中華街を舞台とするオリジナル短編映画を制作。
5つの作品が順次、横浜中華街発展会の特設サイトおよび公式Youtubeチャンネルで公開されます。まずは第一弾として、3月26日(金)から下記の3作品が公開されています。
◆第一弾(2021年3月26日)
①嘘のLieLie×(テーマ;信頼、監督:加藤秀仁)
②滑板拳〜KUNG-FU SKATEBOARDER~(テーマ:記憶、監督:宮尾昇陽)
③雨水(テーマ:温度、監督:横田光亮)
◆第二弾(2021年春〜初夏公開予定)
④Odore.(テーマ:対話、監督:京極弘樹)
⑤いったん(テーマ:伝統、監督:ホンマカズキ)
横浜中華街の暮らしを一つの物語にし、映画として届けることで、気軽に楽しく中華街のことを知り、身近に感じることができる作品になっています。
#横浜中華街
#横浜中華街映画祭
1.記者発表会にHAN-KUNさんとSotaさんが登場
3月26日(金)にロイヤルホールヨコハマで開催された記者発表会には、加藤秀仁 監督、宮尾昇陽 監督、横田光亮 監督のほか、オリジナル応援曲を書き下ろした湘南乃風のHAN-KUNさん、横浜出身の世界的ダンサーであるGANMIのSotaさんの5名のほか、アシスタントMCとして、横浜在住の女優 釈由美子さんが登場。それぞれが横浜中華街への想いや作品の魅力を語りました。
2.横浜中華街を感じて知ることができる5つの作品
横浜中華街発展会協同組合の高橋理事長は、「横浜中華街はさまざまな人がともに協力してできた街」「暮らしを物語にして、映画にすることで中華街を身近に感じてほしい」と語っていました。
全5作品はそれぞれ、「信頼」「記憶」「温度」「対話」「伝統」をテーマに制作。コロナ禍のため、映画館ではなく、オンラインで上映されます。
【テーマ:信頼】~嘘のLieLie×~
「ひかり」と中国人の「陳」は互いに動画配信をしている。共通点といえば、「踊ってみた」系の動画を投稿していること。互いの動画の再生回数が伸びず、一緒に陳の住む、「横浜中華街」で動画を撮影することに。そんな時、ひかりに好意を寄せ、つきまとう同級生「後藤」からSNSにDM(ダイレクトメッセージ)が届く。
つきまとわれるのが嫌なひかりは咄嗟に、「嘘」をついた。
嘘に気づいたのか、「後藤」は「ひかり」を問い詰める。
ひかりは嘘を重ね、ついに自分は中国人だという嘘までついた。
とことん疑ってかかる「後藤」に対し、バレないように、「陳」にも協力してもらい、裏工作をしていくが、どんどんバレていく。。。
次第に嘘が嘘を呼び、大騒ぎに。。
意地と意地の張り合いで、「ひかり」と「後藤」は一体どうなるのか。
【公開日】2021年3月26日
【監 督】加藤 秀仁
【出 演】ひかりんちょ(HIKARINCHO)
【テーマ:記憶】~滑板拳〜KUNG-FU SKATEBOARDER~
2024年横浜中華街で古ぼけた中華料理店を営む主人公。遡ること4年前のTOKYO 2020 で新種目となったスケートボードで、オリンピックに出場予定だったが、コロナの影響でオリンピックが中止となる。
立て続けに不幸が襲い、生きる楽しみを無くしてしまっていた中、親父の死をきっかけに泣く泣く家業の中華料理屋を継ぐことを決意。
料理に気持ちが入らないまま数年間を淡々と過ごしてきた日々だったが、ある日、少年スケーターとの衝突をトリガーに過去の記憶がフラッシュバック。
スケートの動きと料理の動きがシンクロしはじめる。
幼い頃からやっていたカンフーも思い出し『料理・スケートボード・カンフー』で再び魂に火が灯った主人公。
忘れていた過去が、今の主人公に大きな活力を生み出し、全てが好転、お店は大繁盛。歩んできた自分の人生、一貫するものはカンフーの精神だと悟り、再出発をする。
【公開日】2021年3月26日
【監 督】宮尾 昇陽
【テーマ:温度】~雨水~
大学の油画科を卒業後した八神景(25)は展示で飾っていた画が100万で購入され、それから漠然とした不安で画を描けず、次第に部屋から出ることが少なくなっていった。
唯一行く場所といったら、大学入学時から通っている家の近くの中華菓子店にお菓子を買いに行くぐらい。
幼馴染で同じ学校に通い美術館で働いている石田光(25)があたりまえの様に景の家に泊まりに来て、子供の絵の展示に景を誘うが行く気も見る気もない景。それでも諦めない光。
そんな2人を見守る中華菓子店の店長が光に差し入れを持っていってくれと景に言う。
渋々足を運んで見た子供の画に景は・・・。
【公開日】2021年3月26日
【監 督】横田 光亮
【テーマ:対話】~Odore.~
「横浜」を地元に育った、GANMIのリーダー「Sota」。小学校の頃から、横浜中華街で友達と遊んでいた彼はダンスと出会い、仲間と出会い、世界へ飛び立った。
ダンスを知らない人でもダンスを見て、感じて、楽しめる世の中にしたいと様々な企画を行い、エンターテインメントを体現している。そんな彼が、地元「横浜」で開催されている「Y150」から始まったこのイベントに対してへ抱いていた思いがあった。
それは「もっと盛り上がるイベントになるんじゃないか」ということ。
今回、2020年5月に開催を予定していた「Y161」を盛り上げたいという思いから横浜中華街の大通りをジャックし、組合の皆様と協力し作り上げるパレードを現在プロデュースを行い、実現に向け動いていた。その過程から当日までを追ったドキュメンタリーショートフィルムとして制作を予定していた。
しかし、世の中の大きな変化による影響を受け、イベント自体がなくなってしまった。
横浜中華街の歴史に残るダンスパレードはできなくってしまったが、組合の皆様とできることがあるのでがないかと試行錯誤し、彼は一体どんな形で、横浜中華街にエンターテイメントを残していくのだろうか。
【公開日】2021年春~初夏(予定)
【監 督】京極 弘樹
【出 演】HUN-KUN(オリジナル楽曲提供)、GAMMI
【テーマ:伝統】~いったん~
日常には、様々なシチュエーションの「会話」が存在している。
ある日の午後、純喫茶の窓側で2人の間には不穏な空気が流れ、別れを告げる。
付き合いたてのカップルが、仲睦まじい会話から、ふいに将来の話を切り出す。
歳を取った父親と息子の他愛もない日常の会話。
人と人との会話には、いつもお茶や飲み物が挟まれている。
2020年。人の「口」を見る機会が、めっきりと減りました。新型肺炎の影響で、「口」を目にすることが少なくなった世の中だが、お茶を飲むには「口」を使い、言葉を紡ぐのにも「口」を使う。
お茶を淹れ、「口」にしたときに「いったん。」心を落ち着かせることは、今も昔も変わっていない。そして人々は未来へと進んでいく。
未来へ進んでいく道は、果たして幸せなのか不幸なのか。
凪のようにゆらめく時間を、お茶の香りが優しく寄り添う。
【公開日】2021年春~初夏(予定)
【監 督】ホンマカズキ
3.まとめ
横浜中華街を映画を通して知ることができる「横浜中華街映画祭」。コロナ禍の今だからオンラインで楽しめるニューノーマルな映画祭です。
湘南乃風のHAN-KUNさん書下ろしのオリジナル楽曲も必見! Youtubeチャンネルで公開されているので、是非特設サイトからパソコンやスマートフォンで鑑賞してみてください!
◆横浜中華街映画祭 開催概要
【上映期間】
2021年3月26日(金)~
【上映場所】
横浜中華街 特設サイトおよび公式Youtubeチャンネル
【観覧料金】
無料
【上映作品】
短編映画 全5作品
【公開スケジュール】
◆第一弾(3月26日公開)
・嘘のLieLie×(テーマ;信頼、監督:加藤秀仁)
・滑板拳〜KUNG-FU SKATEBOARDER~(テーマ:記憶、監督:宮尾昇陽)
・雨水(テーマ:温度、監督:横田光亮)
◆第二弾(2021年春~初夏公開予定)
・Odore.(テーマ:対話、監督:京極弘樹)
・いったん(テーマ:伝統、監督:ホンマカズキ)
<お問合せ>横浜中華街発展会協同組合 TEL:045-662-1252
横浜中華街映画祭「ダイジェストムービー」(横浜中華街発展会Youtubeチャンネル)
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ノンプロライター。趣味は野球と写真撮影。自前のカメラ機材を駆使して横浜市内の観光スポットに出没します。お気に入りのフォトスポットは、昼は富士山、夜は美しい夜景が望める横浜ランドマークタワー 69階展望フロア「スカイガーデン」や、春の桜や秋の紅葉など、四季が美しい日本庭園「三溪園」など。
横浜発祥の牛鍋やナポリタン、ビールはもちろん、甘いもの好き。
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