外国人居留地の面影がのこる山手西洋館7館にて、7か国のクリスマス装飾と文化をご紹介!
横浜山手西洋館7館
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横浜山手西洋館7館では、2023年12月1日(金)から12月25日(月)まで、「横浜山手西洋館 世界のクリスマス2023」を開催!
今年のテーマは、「幸せなひと時を西洋館で」。
各国のクリスマス文化の特色を学ぶことができ、個性豊かなクリスマスの装飾を美しい空間で味わうことができます。
本レポートでは、会場になっている7つの館のうち、5つの彩られた様子をご紹介します!
【会場】エリスマン邸
【対象の国】イタリア共和国
【装飾】竹内 薫
キリストの降誕を表すクリスマスはカトリックの総本山ヴァチカン市国を有するイタリアで最大の祝祭日。家族が集う祝日でもあります。
厳粛なイタリアのクリスマスを伝統的なお料理で祝う家族のディナー。イタリアの伝統的なシーンをきらめきのクラシックに装飾をしています。
また、この日は子どもたちが待ち望むBefanaベファーナ(魔女)がやってくる日だそうです。部屋のどこかに潜んでいるベファーナを探すのもドキドキわくわくな体験になります!
【会場】ベーリック・ホール
【対象の国】オーストリア共和国
【装飾】曽我部 翔
オーストリアではサンタクロースではなく「幼いキリスト」とされるクリストキントが子供たちにプレゼントを運びます。聖ニコラウスやクランブスという鬼が登場するところはまた、我々が知っているクリスマスとは異なる文化かもしれません。良い子と悪い子に与えられる贈り物を、それぞれ食卓の食器で表現しているのも面白いです。
“クリスマスのアドウェント”最も有名なクリスマスソングのひとつ“きよしこの夜”が生まれたのはオーストリアでした。きよしこの夜をモチーフとした五線譜がありますので、お見逃しなく!
【会場】山手234番館
【対象の国】ペルー共和国
【装飾者】山本 リエ
民族、文化に多様性のあるペルーは各地域それぞれの民族の伝統や習慣を表すお祭り、伝統舞踊、芸術表現があります。日本・ペルー外交関係樹立150周年の今年、ペルーの伝統文化であるクリスマスを体験してみてはいかがでしょうか。ペルーの様々なクリスマスとアンデスの文化を色とりどりの装飾で表現しています。
皆さんをお出迎えをするアルパカにも、注目です。
【会場】横浜市イギリス館
【対象の国】イギリス
【装飾】福井 朋子
バーレイの食器を使ってビュッフェスタイルでおもてなし。テラスではカクテルタイムでゆっくりとした大人時間を演出。数々の煌びやかな食器が空間を彩ります。
1階から2階に上がっていく階段の窓から見える景色も、とても素敵です。ぜひ、注目してみてください!
【会場】山手111番館
【館ゆかりの国】フランス共和国
【装飾】竹嶋 美紀
横浜市とリヨン市は姉妹都市関係にあり、2024年には提携65周年を迎えます。
入ってすぐ目に飛び込む風景はとても色鮮やかなリヨンと描かれた装飾。フランスの伝統的な“ブッシュ・ド・ノエル”と呼ばれる薪や切り株のモチーフのクリスマスケーキも飾られております。美食の街“リヨン”の食卓の風景を魅力たっぷりに味わうことができます。
★まとめ
開催期間中は、各洋館で様々な関連イベントが開催されます。
大人ツリーアレジメントや、アロマキャンドル作り、さらに日没から行われる山手234番館でのイルミネーション、山手イタリア山庭園のキャンドルガーデンなど、何度訪れても素敵な思い出になること間違いなしです。
事前のお申込みが必要かつ、開催日がそれぞれ異なるので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
新型コロナウイルス感染症が感染症の分類上5類になり迎える初めてのクリスマス。今や海外旅行への規制は緩和されていても、まだまだ各国に行くには難しいかと思います。一度にいろいろな国の伝統的なクリスマスが体験でき、またいつの日か本当にその国へ行けるとよいですね。
それぞれの洋館の雰囲気を楽しみながら、大事な方との素敵な思い出を横浜山手西洋館で楽しんでくださいね!
「横浜山手西洋館 世界のクリスマス2023」概要
【開催日】
2023年12月1日(金)~12月25日(月)
【開催時間】
9:30~17:00
※金・土曜日は18:00まで
【開催場所】
外交官の家、ブラフ18番館、ベーリック・ホールエリスマン邸、山手234番館、 横浜市イギリス館、山手111番館
【料金】
無料
<お問合せ>ベーリック・ホール TEL:045-663-5685
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横浜出身 1児の母
パワフルな娘を連れて、休日は横浜探検をするのが最近の趣味です♩
アクティブ家族のため、旅行は家族全員大好き!月に1度は旅行にいきます。
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