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夏休みのお出かけに！大人の社会科見学に！「三菱みなとみらい技術館」で陸、海、空、宇宙に触れて学ぶ！

三菱みなとみらい技術館

掲載日：2024年07月17日

更新日：2024年07月17日

夏休みのお出かけに！大人の社会科見学に！「三菱みなとみらい技術館」で陸、海、空、宇宙に触れて学ぶ！

今年6月に30周年を迎えた三菱みなとみらい技術館は、地域の人々との交流と科学技術に対する関心を促進することを目的に開設された三菱重工グループのテクノロジーミュージアムです。
2024年4月には「空・宇宙ゾーン」をリニューアルし、航空機の機体軽量化とそれに伴う燃費向上による環境負荷低減などを目的に開発された炭素繊維複合材の展示を追加しました。最先端の科学技術や、持続可能な社会づくりに向けた課題解決に寄与する製品などを、実物と模型、映像やパネルなどで分かりやすく紹介しています。

実際に、「三菱みなとみらい技術館」に行ってきたのでその様子をレポートします！

◆ロケット開発と宇宙空間を体験！「空・宇宙ゾーン」
◆深海6,500メートルを探索！「海ゾーン」
◆SDGsについて学ぶ「陸ゾーン」
◆まとめ
- - 概要

◆ロケット開発と宇宙空間を体験！「空・宇宙ゾーン」

1階の「空・宇宙ゾーン」では、人工衛星打ち上げに必要なロケットの開発技術について学べたり、迫力ある展示を楽しむことができます。

まず目に飛び込んでくるのは、ロケットエンジンの実物展示 LE-7Aエンジン！地上での燃焼実験に使われたもので、実際に炎を噴射した実物です。
燃焼実験の際は、横向きで行うことから縦ではなく横に向けて展示してあるそうです。
手前のモニター「ロケットエンジンスコープ」で、エンジンパーツや燃料の流れなどを学ぶことができます。

そして、とても大きな噴射口もインパクト大！宇宙にロケットを打ち上げることの規模の大きさを感じます。

またロケットの飛ぶ仕組みや燃料タンクについても解説。ロケットの総重量のうち90％は燃料で、部材はなんとわずか10％だそう。その大半を占める薄いタンクスキンを実現した技術(アイソグリット構造)。
その技術は大人の好きなある缶酎ハイのパッケージ加工にも採用されているとのこと。実際に展示を見てそれが何なのか、ぜひ考えてみてください。

そして、宇宙飛行士に憧れる子どもや幼いころ憧れていた大人のために、宇宙飛行士に必要な様々な能力に挑戦できる「宇宙飛行士チャレンジ」コーナーも。レベルに分けて、知覚と運動の適応能力や空間認知能力、2人ペアで行うコミュニケーション能力の測定にチャレンジできます。時間内にできるか挑戦してみてはいかがでしょうか。

また、期間限定で宇宙飛行士の野口聡一さんが携わった「東北復興宇宙ミッション2021」での東北復興の横断幕が国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の模型展示に飾られています。
実際に、宇宙から帰還した横断幕をバックに宇宙飛行士気分で写真撮影をすることができます。

◆深海6,500メートルを探索！「海ゾーン」

上空400㎞の国際宇宙ステーションに滞在した後は、深海6,500ｍの海ゾーンへ！

海ゾーンでは、6,500ｍの深さまで潜ることができる有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大の分解展示をメインに深海にまつわる生き物や地球深部探査船「ちきゅう」についてなどで構成されています。

分解して展示してあるので、深海の水圧でも耐えうる構造のボディーや乗組員スペースまで詳しく見ることが出来ます。こんな狭いスペースに3人で深海に探査に行くなんて！と驚かされます。

また、タッチパネル操作で自分の好きなパーツや色を選び、“さかな型”や“くらげ型”のボディを持つ深海生物メカのシーメカニマルを作れるタッチパネル「シーメカニマルをつくろう」で遊ぶことが出来ます。ボディの種類を選択後、動力パーツ、制御パーツ、補助パーツを選んで取り付け、色を選択し自分だけのシーメカニマルを作成。