【知る人ぞ知る あの店この店】
美味しい話で盛り上がる!気軽なトークタイム!
横浜各所
掲載日:
更新日:
港町・横浜は多彩な食文化が息づくグルメの街。観光で訪れる人を魅了する名店はもちろん、日常に寄り添う飲食店にも、この街ならではの個性が光っています。
横浜の食に詳しい2名をゲストに迎え、普段使いしたくなるお店から、長く愛されてきた一軒まで、地元目線でご紹介していきます。
お店そのものの魅力はもちろん、「なぜ通いたくなるのか」「どんな時間が過ごせるのか」といった空気感も含めて、横浜の食の面白さを座談会形式で掘り下げます。
~飲食店についての掲載は順次更新します~
<プロフィール>
Aさん:関内エリア(日ノ出町〜桜木町周辺)を中心に、オーナーが店に立つ個性あるお店を好んで巡る、地元通の一人。
Bさん:横浜西区生まれ・中区在住。生粋の浜っこアートディレクター。
① まずは最近行ったおすすめのお店から
最初に、最近行った中で印象に残った一軒から聞かせてください。
ミルピグ野毛 都橋本店 – 40種類以上のチーズを楽しめる野毛の一軒
<Aさん>
ここは決して大きいお店ではないのですが、中央にスタッフの方が立っていて、目の前でチーズを切り分けて提供してくれるんですよ。
チーズの種類が本当に多くて、体感では40〜50種類はあるんじゃないかと思います。
熟成の見極めがとても上手で、一般的なお店ではなかなか出てこない状態のチーズを出してくれるんです。ワイン一杯とチーズのワンプレートで2,000円ほどなので、気軽に楽しめるのもいいですね。
曜日によってスタッフが変わるので、盛り付けやチーズの組み合わせも少しずつ違います。それを目当てに通っている方もいるみたいです。
カウンター中心のつくりなので、隣のお客さんとの距離が近いのもこのエリアならではです。
自然と「次はどこに行くんですか」といった会話が始まって、そこでおすすめのラーメン屋やバーを教えてもらうこともあります。そうやって人づてにお店が広がっていくところも、野毛らしい文化だと思います。
都橋あたりは少し入りづらい印象を持つ人もいるかもしれませんが、ここは比較的入りやすい雰囲気です。ワインやチーズのプロの方でも楽しめますし、ふらっと立ち寄った人も満足できるバランスのいいお店ですね。
李園 – トマト料理が人気の本牧の町中華
<Bさん>
僕は本牧エリアで行動することも多いのですが、中華の「李園」にはよく行きます。地元ではかなり知られているお店ですね。
ここはトマトの使い方がすごく上手なんですよ。
東京の中華でもトマトを扱っている店には行ったことがありますが、正直そこまで印象に残らないことも多くて。でも李園はちゃんと美味しい。トマトが料理として活きている感じがします。
数あるメニューの中でも、僕はいつも「牛トマト麺」を頼むんですが、これが本当にうまいんですよ。酸味とコクのバランスがよくて、ついまた食べたくなる味なんです。
牛トマト麺以外にもメニューがすごく豊富で、僕自身まだ食べたことがない料理がたくさんあります。
店内の壁一面に黄色や赤の紙でメニューがびっしり貼られていて、その量がすごいんです。でも、ああいう壁いっぱいのメニューって、なんだかそそられませんか?
町中華らしくて、あの光景も含めて好きなんですよね。
<店舗情報>
李園
神奈川県横浜市中区本郷町1-18
40年以上続く本牧の町中華。トマト料理が豊富で、トマトタンメンが人気。壁一面に貼られた多彩なメニューも印象的。
② やっぱり外せない中華
横浜の中華は中華街の王道の店だけじゃなくて、町に溶け込んだお店も強いですよね。お二人が「ここなら間違いない」と思う中華があれば教えてください。
Craft Beer Kitchen 心の月 – クラフトビールと中華つまみを味わえる日の出町のお店
<Aさん>
日の出町にある「心の月」はいいですね。しかしこの店はいわゆる中華料理店ではなく、実はクラフトビールのお店なんです。
クラフトビールに合わせて中華的なおつまみが出てくる、というのがこの店の面白いところですね。普通の中華屋さんで食べる料理とは少し違って、ビールに合わせて組み立てられている感じがあります。
席は10席に満たないほどの小さなお店で、注文すると目の前で野菜を切ったり、そのまま調理してくれるところが見えるんですね。カウンター越しに料理ができあがっていく様子を見ながら待つ時間も含めて、いいお店だなと思います。
僕はオーナーの顔が見えるお店が好きなんですが、この店もまさにそういう場所で。オーナーと話しながら飲んでいると、その日のおすすめや仕入れの話が聞けたりして楽しいんですよ。
こだわりがはっきりしているお店なので、もしかすると人は選ぶかもしれませんが、合う人にはしっかり刺さる。そんなタイプのお店だと思います。
<店舗情報>
Craft Beer Kitchen 心の月
神奈川県横浜市中区宮川町2-57 LRビル 2F
クラフトビールと中華テイストのおつまみを楽しめるお店。カウンター中心の空間で、目の前で調理される一皿を味わえる。
③ アジア料理という選択肢も
中華の層が厚い横浜ですが、実はアジア料理もいいお店が点在してますよね。元町や関内の路地に、さらっと本格的な店があるのも横浜っぽいというか。中華とは別軸でおすすめのアジア料理のお店はありますか?
南インド料理店 bodhi sena – 本格スパイス料理を味わえる関内の南インド料理店
<Aさん>
横浜だとスパイス系も面白いなと思っていまして、インド料理もおすすめです。
横浜はムンバイと姉妹都市ということもあってインド料理店は多いんですが、いわゆる「インド料理」として広まっているのは北インド系が中心なんです。
ナンを食べるスタイルですね。
南インド料理はそれとは違って、主食はお米ですし、味わいも少し軽やかです。日本人の舌にも合うと思います。インド料理は実はひとくくりにされがちですが、実際には北と南でかなり違うんですよね。
ご紹介したいのは南インド料理で、その中でも僕がよく行くのが「bodhi sena(ボーディセナ)」というお店です。
店内はインドらしい空気もありつつ、清潔感があって入りやすい。実際にインドの方が食事をしていることも多くて、本格的だなと感じます。
スパイスの使い方がとても丁寧で、辛さだけではなく、香りや重なりがしっかりある。ランチメニューも人気がありますね。
実は昔から営業している老舗ではなくてここ数年でできたお店なんです。新しい感覚で経営されているからこそ、ターゲットをしっかり意識している印象があります。
ここのオーナーさんは常連さんと南インドに行きたいとおっしゃっていて、そんなところもすごいなと感じます。


<店舗情報>
南インド料理店 bodhi sena
神奈川県横浜市中区住吉町3-28 新井ビル 1F
南インドの本格スパイス料理を提供する専門店。インドのお酒も楽しめる。コンクリート打ちっぱなしの外観とアートが飾られた店内も印象的。
URL
~続きは順次更新します~









