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神奈川近代文学館 企画展「清岡卓行展――大連、パリ『円(まろ)き広場』」

アート・芸術 イベント 屋内(雨天OK)
神奈川近代文学館 企画展「清岡卓行展――大連、パリ『円(まろ)き広場』」

神奈川近代文学館では、2025年5月24日(土)から7月27日(日)まで、企画展「清岡卓行展――大連、パリ『円(まろ)き広場』」を開催します。

日本の租借地だった中国・大連で生まれ育った詩人、作家の清岡卓行。1959年に詩集『氷つた焰』でデビューし、10年後に取り組んだ小説「アカシヤの大連」で芥川賞を受賞、以降は評論や随筆と併せて多彩な作品を生み出します。

その創作の大きな源となったのが、失われたふるさと、大連への思いです。東大在学時の帰省中に迎えた敗戦と3年間の残留、引き揚げ、そして無ー文からの生活再建……清岡はしだいに「大連と自分は結びついているという運命感」を深く意識するようになります。
一方、64歳で初めて果たしたパリ訪問をきっかけに、両大戦間のこの街に花開いた芸術家たちの姿を描いた大作『マロニエの花が言った』(1999年)を上梓します。

同展では夫人の岩阪恵子氏(作家)から受贈した原稿をはじめとする資料を中心に、清岡がこよなく愛した二つの都市「宿命の土地」大連と憧れの地パリとのかかわりを通して、その生涯と作品をたどります。

Information-イベント情報-

開催日 2025年5月24日(土)~7月27日(日)
休館日:月曜日(7月21日は開館)
詳細 【関連イベント】
◆記念対談
日時:2025年6月21日(土)14:00~
主題:「父のいるところ――『幼い夢と』と『其処(そこ)』」
出演:清岡秀哉(清岡卓行末子、デザイナー、ギタリスト)、日和聡子(詩人、作家)

◆文芸映画を観る会
日時:2025年7月19日(土)13:30~
作品:「女だけの都」(1935年 フランス)
※この上映会は、文芸映画を観る会・神奈川近代文学館友の会向け会員制行事です。初めて参加される方は上映会当日に入会登録(登録無料)をお願いします。

◆スライドトーク(職員による展示説明)
日程:6月7日(土)、6月28日(土)、7月6日(日)、7月21日(月・祝)
時間:各日14:00~
会費:参加無料 ※要展示観覧料・申込不要
会場:展示館1階エントランスホール

※詳細は下記の公式HPよりご確認ください
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
場所 神奈川近代文学館 第2・3展示室Google map
エリア 元町・山手・中華街・山下公園
料金 一般500円(350円)、65歳以上・20歳未満及び学生250円(200円)、高校生100円(100円)、中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※上記料金は消費税込み
お問合せ 公益財団法人神奈川文学振興会
電話番号 045-622-6666
URL
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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